ここではペルー政府発給の日本人向け観光ビザについて、私の知る限り情報をまとめていきます。
・経緯
・変更点
・ペルー外務省のPDF
・結論
1. 経緯
2022年7月にペルー入国し、約6か月間滞在予定です。その間、長期ビザでなく観光ビザで滞在しようと考えています。
ただ、コロナ前後で観光ビザの規定が変わり、日本では十分な情報が得られませんでした。観光ビザで長期滞在を考えている方に向けて、現地で得た情報をここにまとめます。
(※最新の情報は必ず各自で大使館に問い合わせてください。あくまでも現時点の情報なので変更される可能性があります。)
2.変更点
「国内での観光ビザ滞在日数延長不可」
ペルーでは、観光ビザの滞在許可日数は、入国時に審査官の判断によって決められます(!)。滞在目的・滞在予定期間・帰りの航空券などを見て、その場で付与されるので、最大90日間もらえるはずですが、場合によって60日、30日間など変わります。
ただ、日本人に対する観光ビザでは、「最初に入国してから365日間で、続けてもしくは累計で最大183日滞在可能」です。
よって・・・
コロナ前(2020年3月頃以前):
入国時に付与された滞在許可日数が切れる前に、ペルー国内にて、移民局のウェブサイトから情報を入力し、簡単に+90日間延長できました。
しかし・・・
コロナ後(2022年1月頃以降?)~現在:
入国後に延長手続きはできなくなりました。在日ペルー領事館、ペルー入国時の審査官、在ペルー日本大使館に尋ねましたが、どこも「現在は延長手続き不可になった」との回答でした。
3.ペルー外務省のPDF
2022年6月14日に、ペルー政府のホームページで外務省が"Convenios de visas para ciudadanos extranjeros"という題でPDFを掲載しました。PDFでは、出身国と滞在目的によって、ペルー入国の際にビザが必要有無と許可日数が一覧になっています。日本は、観光目的でビザは「不要」・許可日数「90」と書いてあります。
ただ、この許可日数は、一度の入国 or 決められた期間内での日数なのか明記していません。私は「観光ビザは累計90日間に短縮されたのか!?」と不安になりました。(他のサイトでも、この曖昧な記述の仕方に混乱している人が多数いました。)
在ペルー日本大使館に、観光ビザでの滞在許可日数と外務省PDFについて尋ねたところ、すぐに現地入管に問い合わせて頂けました。以下回答です。
観光ステータスでの滞在は、1年のうちに、続けて、もしくは累計で最大183日の滞在が可能。1年の起算は、 最初の入国日からです。外務省のPDFファイルで、 日本人のところに90日とあるのは、 査証免除で滞在できる日数は最長90日、 という意味とのことです。最長90日とは、 1回の入国について言及しています。
4.結論
つまり・・・
入管法では、観光目的ならビザ申請せずに1年のうち累計最大183日間滞在可能だけど、ビザなしでは1回の入国で滞在できるのは最長90日まで。
ということだそうです!(投げやり)
法律上では183日許可されているので、365日以内に再入国しても違法にはならない(はず)ですが、再度90日付与されるとは限らないです。むしろ、それより少ない日数を付与される可能性があると、領事館で伺いました。すべては入国時の審査官次第です(!)。
私は一旦、再入国に懸けるか長期ビザ申請(帰国に間に合うか分からない)のどちらか検討します…。
以上、取り急ぎ情報まとめでした!追記・修正などあればコメントお願いします(^^)!